おすすめ展覧会
酉福でのジュエリー展は、おかげさまで無事に終了いたしました。
短い会期ながらも、多くの方に、ゆっくりと作品を楽しんでいただけたかと思います。
ご来店、ありがとうございました。
酉福にはジュエリーの常設展示もございますので、ご来店の折にはぜひご覧下さい。
さて、今回の酉福での展覧会の出品作家のひとり、墨屋さんも参加されているORIZZONTI(石田明里・加藤果鈴・墨屋夕貴)が 企画した
「書簡 (Letter) -A study on Kazuhiro Ito-」
が、i-space いそがや http://www.isogaya.co.jp/にて開催中です。
12月22日(土)まで。12時ー19時(最終日17時)。19日はパーティ&トークイベント有り。
短い会期ながらも、多くの方に、ゆっくりと作品を楽しんでいただけたかと思います。
ご来店、ありがとうございました。
酉福にはジュエリーの常設展示もございますので、ご来店の折にはぜひご覧下さい。
さて、今回の酉福での展覧会の出品作家のひとり、墨屋さんも参加されているORIZZONTI(石田明里・加藤果鈴・墨屋夕貴)が 企画した
「書簡 (Letter) -A study on Kazuhiro Ito-」
が、i-space いそがや http://www.isogaya.co.jp/にて開催中です。
12月22日(土)まで。12時ー19時(最終日17時)。19日はパーティ&トークイベント有り。
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by bijou-m
| 2012-12-19 10:24
| 展覧会情報
明日まで
酉福のコンテンポラリージュエリー展、明日までです。18時まで。お待ちしております。
Hanne Behrens
Maria Rosa Franzin
Maria Rosa Franzin
Maria Rosa Franzin
墨屋夕貴 Yuki Sumiya
三橋頼子 Yoriko Mitsuhashi
三橋頼子 Yoriko Mitsuhashi
三橋頼子 Yoriko Mitsuhashi
三橋頼子 Yoriko Mitsuhashi
Hanne Behrens
Maria Rosa Franzin
Maria Rosa Franzin
Maria Rosa Franzin
墨屋夕貴 Yuki Sumiya
三橋頼子 Yoriko Mitsuhashi
三橋頼子 Yoriko Mitsuhashi
三橋頼子 Yoriko Mitsuhashi
三橋頼子 Yoriko Mitsuhashi
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by bijou-m
| 2012-12-15 22:35
| 2012Jewellery展
墨屋夕貴 SUMIYA Yuki
現在開催中のコンテンポラリージュエリー展に展示されている墨屋さんの作品をご紹介します。
墨屋さんのジュエリーは、丸みがある線や凸凹した抽象的なユニークな形で、見ているとつい似ている物を思い浮かべたり、そこから何かを連想したりしてしまいます。
それもそのはず、墨屋さんの作品作りは、「対比させることによって、共存する物事の関係性を探り、その間にある時間、空間、記憶などの見えない物を表現する試み」であり、私達へ「どう感じますか?」という問いかけを含んでいます。
今回の展覧会の出品作品からいくつか作品説明とともにご紹介します。
「 Gardenシリーズ:−ズームインとズームアウト−」
ブローチ 作品名 : 「 Zoom in and zoom out / Red signal」
素材: シルバー925+K18メッキ、紙、アクリル絵の具、スポンジ
ネックレス 作品名:「Zoom in and zoom out / Garden_11」
素材:シルバー925+いぶし、スポンジ、鉄線
ブローチ 作品名:「Zoom in and zoom out / Roofs」
素材:シルバー925+K18メッキ、スポンジ
「自然と人間について考え表現した作品。震災後今まで疑わなかった事のくつがえりや、自然の強さ、人にとってのコミュニティの必要性、それから個人が考え行動する事、また少し離れた所から物事を見つめる事の重要性を実感した。コミュニティを象徴するものとして屋根や庭をモチーフとした。庭=パラダイス、希望の象徴としての意味も含んでいる。」
*****************************************************
「 Ordinary」
ピンバッチ 作品名:「ordinary」
素材:流石、銀鏡メッキ、樹脂
「Ordinary は、価値の認識について表現した作品。浜辺の石を使い、そのままのプリミティブなもの、半分銀鏡メッキをしたもの、全部メッキしたものと3種類ある。摩耗された石は川を流れ海にたどり着いたものであり、長い地球の歴史を表し、それをまとう金色のメッキは発展した現代社会を表す。」
墨屋夕貴 Yuki SUMIYA
1991-1993 女子美術大学短期大学 造形学部 生活デザイン科金属工芸専攻卒業
1996 星文子氏に師事
1997-2000 ジュエリースタジオインフィニティ―
ジュエリースクールベーシッククラス非常勤講師(東京)
2000-2004 株式会社ジュエリースタジオインフィニティー 制作担当
2005-2007 ALCHIMIA Contemporary Jewellery School卒業(イタリア)
同校にて、Alessandra Pizzini氏、Manfred Bischoff氏に師事。また、
Iris Eichenberg、Peter Skubic両氏によるショートワークショップを受講するなど、研鑽を積む。現在は、ORIZZONTI(www.orizzontiarts.com) のメンバーでもあり、 制作発表をしながら、コンテンポラリージュエリーを紹介するレクチャーやイベントを企画している。
墨屋さんのジュエリーは、丸みがある線や凸凹した抽象的なユニークな形で、見ているとつい似ている物を思い浮かべたり、そこから何かを連想したりしてしまいます。
それもそのはず、墨屋さんの作品作りは、「対比させることによって、共存する物事の関係性を探り、その間にある時間、空間、記憶などの見えない物を表現する試み」であり、私達へ「どう感じますか?」という問いかけを含んでいます。
今回の展覧会の出品作品からいくつか作品説明とともにご紹介します。
「 Gardenシリーズ:−ズームインとズームアウト−」
ブローチ 作品名 : 「 Zoom in and zoom out / Red signal」
素材: シルバー925+K18メッキ、紙、アクリル絵の具、スポンジ
ネックレス 作品名:「Zoom in and zoom out / Garden_11」
素材:シルバー925+いぶし、スポンジ、鉄線
ブローチ 作品名:「Zoom in and zoom out / Roofs」
素材:シルバー925+K18メッキ、スポンジ
「自然と人間について考え表現した作品。震災後今まで疑わなかった事のくつがえりや、自然の強さ、人にとってのコミュニティの必要性、それから個人が考え行動する事、また少し離れた所から物事を見つめる事の重要性を実感した。コミュニティを象徴するものとして屋根や庭をモチーフとした。庭=パラダイス、希望の象徴としての意味も含んでいる。」
*****************************************************
「 Ordinary」
ピンバッチ 作品名:「ordinary」
素材:流石、銀鏡メッキ、樹脂
「Ordinary は、価値の認識について表現した作品。浜辺の石を使い、そのままのプリミティブなもの、半分銀鏡メッキをしたもの、全部メッキしたものと3種類ある。摩耗された石は川を流れ海にたどり着いたものであり、長い地球の歴史を表し、それをまとう金色のメッキは発展した現代社会を表す。」
墨屋夕貴 Yuki SUMIYA
1991-1993 女子美術大学短期大学 造形学部 生活デザイン科金属工芸専攻卒業
1996 星文子氏に師事
1997-2000 ジュエリースタジオインフィニティ―
ジュエリースクールベーシッククラス非常勤講師(東京)
2000-2004 株式会社ジュエリースタジオインフィニティー 制作担当
2005-2007 ALCHIMIA Contemporary Jewellery School卒業(イタリア)
同校にて、Alessandra Pizzini氏、Manfred Bischoff氏に師事。また、
Iris Eichenberg、Peter Skubic両氏によるショートワークショップを受講するなど、研鑽を積む。現在は、ORIZZONTI(www.orizzontiarts.com) のメンバーでもあり、 制作発表をしながら、コンテンポラリージュエリーを紹介するレクチャーやイベントを企画している。
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by bijou-m
| 2012-12-12 09:51
| 2012Jewellery展
明日から
明日から、酉福のコンテンポラリージュエリー展 ( 2012年12月13日(木)〜12月16日(日))が始まります。4日間と短い期間ではありますが、土日も開催しておりますのでぜひお出掛けください。
明日は4名の出品作家全員在廊しています。
明日は4名の出品作家全員在廊しています。
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by bijou-m
| 2012-12-12 09:46
| 2012Jewellery展
Maria Rosa Franzin
Maria Rosaさんが住むパドヴァという街はイタリアのコンテンポラリージュエリーを語る上で外せない重要な場所。というのも Istituto Pietro Selvatico, Padova という、彼女自身が現在も教鞭をとっている学校があるからで、1950、60年代には、この学校の作家達の運動が国際的な注目を集めました。Mario Pinton氏が実験的なジュエリーでこの運動を牽引し、Francesco Pavan氏やGiampaolo Babetto氏の制作活動によってパドヴァの作家達はさらに世界に知られるところとなったのです。
この学校で Maria Rosaさんは Mario Pinton氏に師事し、コンテンポラリージュエリーの世界へ深く入っていきます。パドバの作家のひとつの特徴ともいえる「幾何学の原則」を学び、自分なりにそれを深め、価値を素材でなく造形に求めるようになります。
Brooch 「 SEVEN IN TOKYO 2012」素材: Gold750, Silver800, acrilic paint, glue, dust wood
しかしなんといっても、彼女の作品の最大の特徴は絵画的な切り口。極めてシンプルで、シルバーを好み、決してギラギラさせないよう磨いたり、打ち延ばしたり、「黒金(ニエロ)」(銅、銀、鉛、硫黄を一緒に溶かしたもの)でのコーティング、注意深くひらひらと落とす純金の箔、 表面につける印や線、小さな点など、様々な類の表面処理を施すことで生まれる雰囲気や配色、全てが作家の絵画的感受性を際立たせています。これは Maria Rosaさんの美術への第一歩が絵画から始まったことに由来します。
特筆すべきことはもうひとつあって、それは文化人や芸術家を作品と関連させる作品をつくること。時に何かを明示するためであり、見る人を作品の内側に誘い入れるためであり、またそこから発生する会話を楽しむためでもあります。
下のブローチは、ジョセフ・コーネル(彫刻家、1903-1972、USA) にまつわる作品。函状の入れ物の内側に配置されたサンゴの赤が冴えます。函の中に物語が見えてくるような作品。
Brooch 「 Tribute to J. CORNELL 2012」 素材: Gold999, Gold750, Silver800, Coral, Felt
下の写真のネックレス「 Hartung 」は、 Hans Hartung(ハンス アルトゥング、ドイツ/フランスの画家 1904-1989)抽象画家の絵から触発されて作った作品。
柔らかく、軽量で、身に着けると糸状のスティールワイヤーが首周りにまとわりつくように構成されています。小さなエメラルドが慎重にワイヤーに挿入されており、細いワイヤーはしなやかで、さちりばめられた緑色もささやくように揺れます。
Necklace 「 HARTUNG」 素材: Gold999, Gold750, Steel, Emerald
決して消えることのない表現への情熱と、技術と手法の研究と実践が、彼女のジュエリーを精巧になものとしています。
2012年12月13日〜16日の酉福ギャラリーの「コンテンポラリージュエリー展」にて作品を展示します。作家も来日し、初日は在廊予定です。
Maria Rosa Franzin
Tripoli(Lybia)生まれ。Padova(Italy)在住。Pietro Selvatico Institute of Art(Padova/Italy)にてMario Pintonに師事。Goldsmithの技術を学ぶ。1986年より同校にて「Goldsmith Plannning and design」について教鞭をとる。Academy of Fine Arts(Venice)で学んだ絵画もジュエリー制作に活かし、ヨーロッパを中心に各地のアートフェア、ギャラリーや美術館にて作品を発表している。
収蔵:
Museum of Decorative and Applied Arts (Padova/Italy)
Museo degli Argenti, Palazzo Pitti (Florence/Italy)
Fondazione Cominelli (S.Felice /B, Salò/Italy)
MAD Museum of Art and Design (New York/USA)
この学校で Maria Rosaさんは Mario Pinton氏に師事し、コンテンポラリージュエリーの世界へ深く入っていきます。パドバの作家のひとつの特徴ともいえる「幾何学の原則」を学び、自分なりにそれを深め、価値を素材でなく造形に求めるようになります。
Brooch 「 SEVEN IN TOKYO 2012」素材: Gold750, Silver800, acrilic paint, glue, dust wood
しかしなんといっても、彼女の作品の最大の特徴は絵画的な切り口。極めてシンプルで、シルバーを好み、決してギラギラさせないよう磨いたり、打ち延ばしたり、「黒金(ニエロ)」(銅、銀、鉛、硫黄を一緒に溶かしたもの)でのコーティング、注意深くひらひらと落とす純金の箔、 表面につける印や線、小さな点など、様々な類の表面処理を施すことで生まれる雰囲気や配色、全てが作家の絵画的感受性を際立たせています。これは Maria Rosaさんの美術への第一歩が絵画から始まったことに由来します。
特筆すべきことはもうひとつあって、それは文化人や芸術家を作品と関連させる作品をつくること。時に何かを明示するためであり、見る人を作品の内側に誘い入れるためであり、またそこから発生する会話を楽しむためでもあります。
下のブローチは、ジョセフ・コーネル(彫刻家、1903-1972、USA) にまつわる作品。函状の入れ物の内側に配置されたサンゴの赤が冴えます。函の中に物語が見えてくるような作品。
Brooch 「 Tribute to J. CORNELL 2012」 素材: Gold999, Gold750, Silver800, Coral, Felt
下の写真のネックレス「 Hartung 」は、 Hans Hartung(ハンス アルトゥング、ドイツ/フランスの画家 1904-1989)抽象画家の絵から触発されて作った作品。
柔らかく、軽量で、身に着けると糸状のスティールワイヤーが首周りにまとわりつくように構成されています。小さなエメラルドが慎重にワイヤーに挿入されており、細いワイヤーはしなやかで、さちりばめられた緑色もささやくように揺れます。
Necklace 「 HARTUNG」 素材: Gold999, Gold750, Steel, Emerald
決して消えることのない表現への情熱と、技術と手法の研究と実践が、彼女のジュエリーを精巧になものとしています。
2012年12月13日〜16日の酉福ギャラリーの「コンテンポラリージュエリー展」にて作品を展示します。作家も来日し、初日は在廊予定です。
Maria Rosa Franzin
Tripoli(Lybia)生まれ。Padova(Italy)在住。Pietro Selvatico Institute of Art(Padova/Italy)にてMario Pintonに師事。Goldsmithの技術を学ぶ。1986年より同校にて「Goldsmith Plannning and design」について教鞭をとる。Academy of Fine Arts(Venice)で学んだ絵画もジュエリー制作に活かし、ヨーロッパを中心に各地のアートフェア、ギャラリーや美術館にて作品を発表している。
収蔵:
Museum of Decorative and Applied Arts (Padova/Italy)
Museo degli Argenti, Palazzo Pitti (Florence/Italy)
Fondazione Cominelli (S.Felice /B, Salò/Italy)
MAD Museum of Art and Design (New York/USA)
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by bijou-m
| 2012-11-09 09:58
| 2012Jewellery展
by bijou-m
S | M | T | W | T | F | S |
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