カテゴリ:2012Jewellery展( 6 )

明日まで

酉福のコンテンポラリージュエリー展、明日までです。18時まで。お待ちしております。

Hanne Behrens
d0190943_223254100.jpg


Maria Rosa Franzin
d0190943_22325558.jpg


Maria Rosa Franzin
d0190943_2235231.jpg


Maria Rosa Franzin
d0190943_22331713.jpg


墨屋夕貴 Yuki Sumiya
d0190943_22333490.jpg


三橋頼子 Yoriko Mitsuhashi
d0190943_22341465.jpg


三橋頼子 Yoriko Mitsuhashi
d0190943_22383086.jpg

三橋頼子 Yoriko Mitsuhashi
d0190943_22464039.jpg


三橋頼子 Yoriko Mitsuhashi
d0190943_22374146.jpg

[PR]
by bijou-m | 2012-12-15 22:35 | 2012Jewellery展

墨屋夕貴 SUMIYA Yuki

現在開催中のコンテンポラリージュエリー展に展示されている墨屋さんの作品をご紹介します。

墨屋さんのジュエリーは、丸みがある線や凸凹した抽象的なユニークな形で、見ているとつい似ている物を思い浮かべたり、そこから何かを連想したりしてしまいます。
それもそのはず、墨屋さんの作品作りは、「対比させることによって、共存する物事の関係性を探り、その間にある時間、空間、記憶などの見えない物を表現する試み」であり、私達へ「どう感じますか?」という問いかけを含んでいます。

今回の展覧会の出品作品からいくつか作品説明とともにご紹介します。

「 Gardenシリーズ:−ズームインとズームアウト−」
d0190943_9491296.jpg

ブローチ 作品名 : 「 Zoom in and zoom out / Red signal」
素材: シルバー925+K18メッキ、紙、アクリル絵の具、スポンジ

d0190943_9502938.jpg

ネックレス 作品名:「Zoom in and zoom out / Garden_11」
素材:シルバー925+いぶし、スポンジ、鉄線
d0190943_9511747.jpg

ブローチ 作品名:「Zoom in and zoom out / Roofs」
素材:シルバー925+K18メッキ、スポンジ

「自然と人間について考え表現した作品。震災後今まで疑わなかった事のくつがえりや、自然の強さ、人にとってのコミュニティの必要性、それから個人が考え行動する事、また少し離れた所から物事を見つめる事の重要性を実感した。コミュニティを象徴するものとして屋根や庭をモチーフとした。庭=パラダイス、希望の象徴としての意味も含んでいる。」

*****************************************************

「 Ordinary」
d0190943_9494093.jpg

ピンバッチ 作品名:「ordinary」
素材:流石、銀鏡メッキ、樹脂

「Ordinary は、価値の認識について表現した作品。浜辺の石を使い、そのままのプリミティブなもの、半分銀鏡メッキをしたもの、全部メッキしたものと3種類ある。摩耗された石は川を流れ海にたどり着いたものであり、長い地球の歴史を表し、それをまとう金色のメッキは発展した現代社会を表す。」

墨屋夕貴 Yuki SUMIYA
1991-1993  女子美術大学短期大学 造形学部 生活デザイン科金属工芸専攻卒業
1996     星文子氏に師事
1997-2000  ジュエリースタジオインフィニティ― 
ジュエリースクールベーシッククラス非常勤講師(東京)
2000-2004  株式会社ジュエリースタジオインフィニティー 制作担当
2005-2007  ALCHIMIA Contemporary Jewellery School卒業(イタリア)
同校にて、Alessandra Pizzini氏、Manfred Bischoff氏に師事。また、
Iris Eichenberg、Peter Skubic両氏によるショートワークショップを受講するなど、研鑽を積む。現在は、ORIZZONTI(www.orizzontiarts.com) のメンバーでもあり、 制作発表をしながら、コンテンポラリージュエリーを紹介するレクチャーやイベントを企画している。
[PR]
by bijou-m | 2012-12-12 09:51 | 2012Jewellery展

明日から

明日から、酉福のコンテンポラリージュエリー展 ( 2012年12月13日(木)〜12月16日(日))が始まります。4日間と短い期間ではありますが、土日も開催しておりますのでぜひお出掛けください。
明日は4名の出品作家全員在廊しています。
[PR]
by bijou-m | 2012-12-12 09:46 | 2012Jewellery展

Maria Rosa Franzin

Maria Rosaさんが住むパドヴァという街はイタリアのコンテンポラリージュエリーを語る上で外せない重要な場所。というのも Istituto Pietro Selvatico, Padova という、彼女自身が現在も教鞭をとっている学校があるからで、1950、60年代には、この学校の作家達の運動が国際的な注目を集めました。Mario Pinton氏が実験的なジュエリーでこの運動を牽引し、Francesco Pavan氏やGiampaolo Babetto氏の制作活動によってパドヴァの作家達はさらに世界に知られるところとなったのです。

この学校で Maria Rosaさんは Mario Pinton氏に師事し、コンテンポラリージュエリーの世界へ深く入っていきます。パドバの作家のひとつの特徴ともいえる「幾何学の原則」を学び、自分なりにそれを深め、価値を素材でなく造形に求めるようになります。
d0190943_9592856.jpg

Brooch 「 SEVEN IN TOKYO 2012」素材: Gold750, Silver800, acrilic paint, glue, dust wood

しかしなんといっても、彼女の作品の最大の特徴は絵画的な切り口。極めてシンプルで、シルバーを好み、決してギラギラさせないよう磨いたり、打ち延ばしたり、「黒金(ニエロ)」(銅、銀、鉛、硫黄を一緒に溶かしたもの)でのコーティング、注意深くひらひらと落とす純金の箔、 表面につける印や線、小さな点など、様々な類の表面処理を施すことで生まれる雰囲気や配色、全てが作家の絵画的感受性を際立たせています。これは Maria Rosaさんの美術への第一歩が絵画から始まったことに由来します。
特筆すべきことはもうひとつあって、それは文化人や芸術家を作品と関連させる作品をつくること。時に何かを明示するためであり、見る人を作品の内側に誘い入れるためであり、またそこから発生する会話を楽しむためでもあります。

下のブローチは、ジョセフ・コーネル(彫刻家、1903-1972、USA) にまつわる作品。函状の入れ物の内側に配置されたサンゴの赤が冴えます。函の中に物語が見えてくるような作品。
d0190943_9595865.jpg

Brooch 「 Tribute to J. CORNELL 2012」  素材: Gold999, Gold750, Silver800, Coral, Felt

下の写真のネックレス「 Hartung 」は、 Hans Hartung(ハンス アルトゥング、ドイツ/フランスの画家 1904-1989)抽象画家の絵から触発されて作った作品。
柔らかく、軽量で、身に着けると糸状のスティールワイヤーが首周りにまとわりつくように構成されています。小さなエメラルドが慎重にワイヤーに挿入されており、細いワイヤーはしなやかで、さちりばめられた緑色もささやくように揺れます。
d0190943_1003151.jpg

Necklace 「 HARTUNG」  素材: Gold999, Gold750, Steel, Emerald

決して消えることのない表現への情熱と、技術と手法の研究と実践が、彼女のジュエリーを精巧になものとしています。

2012年12月13日〜16日の酉福ギャラリーの「コンテンポラリージュエリー展」にて作品を展示します。作家も来日し、初日は在廊予定です。

Maria Rosa Franzin
Tripoli(Lybia)生まれ。Padova(Italy)在住。Pietro Selvatico Institute of Art(Padova/Italy)にてMario Pintonに師事。Goldsmithの技術を学ぶ。1986年より同校にて「Goldsmith Plannning and design」について教鞭をとる。Academy of Fine Arts(Venice)で学んだ絵画もジュエリー制作に活かし、ヨーロッパを中心に各地のアートフェア、ギャラリーや美術館にて作品を発表している。
収蔵:
Museum of Decorative and Applied Arts (Padova/Italy)
Museo degli Argenti, Palazzo Pitti (Florence/Italy)
Fondazione Cominelli (S.Felice /B, Salò/Italy)
MAD Museum of Art and Design (New York/USA)
[PR]
by bijou-m | 2012-11-09 09:58 | 2012Jewellery展

Hanne Behrens

Hanne Behrensさんはデンマーク在住のジュエリー作家。
12月に予定されているコンテンポラリージュエリー展(酉福)でご紹介する作家の一人です。

d0190943_2024734.jpg

「Necklace」Diameter 17cm  素材:750 and 585 gold and silver

端正で凛としたジュエリーを生み出す技は、テキスタイルの技法の応用です。金や銀のワイヤーを編みながら、ろう付けせずに滑らかな面を自在に形をきめていきます。

10代からGoldsmith(金細工師)の見習いを始め、ドイツやデンマークの学校にて本格的に学んだ後渡米しテキスタイルの技法を習得。その後もニュージーランドでマオリ族の織りの技術を学ぶなど世界各地で研鑽を重ねました。その作品は高く評価され、2000年にはデンマーク女王マルグレーテ2世のためのジュエリーを地方自治体から依頼されて制作しています。

2008年のコンテンポラリージュエリー展 –見えるもの見えないこと–で初めてHanneさんの作品を酉福でご紹介しましたが、その精緻な作りは、日本でも女性のみならず男性の眼も魅きつけました。

最近の制作について本人に聞いてみると、「ここ数年、いくつかの作品を同時進行で制作していますが、各作品は個性、制作技法や行程も異なります。ある作品から別の作品へ、それぞれの行程も行きつ戻りつ、切り替えることが韻律のように作品の軸となる精神性や形に影響を与えるようです。」
また、「金と銀のワイヤーは、さまざまな方向性のなかで、新しい形を模索し探求できる素材です。」とのこと。

今回ここで取り上げているネックレスやブローチは展覧会に出品予定です。
ブローチは特に男性にお勧めします。男子度を上げることになりそうですね。

d0190943_2042961.jpg

「Brooch」9 x 4.5 x 1 cm 素材:750gold and silver
d0190943_205785.jpg

「Brooch」6 x 4 x 1 cm 素材:750gold and silver

Hanne Behrens 略歴
デンマークに生まれ、現在も活動の拠点とする。10代からGoldsmithの見習いを始め、ドイツ(Fachhochschule, Schwabish-Gmund)、デンマーク(Goldsmith's High School)、アメリカではArline M.Fisch(San Diego State University,Art) やMary Lee Hu(University of Washington)に師事し、金属を織ったり編んだりするテキスタイル技法を習得。2000年には女王マルグレーテ2世への贈物としてのジュエリーをノーユラン県とLogstor Kommunesに依頼され制作。受賞、 展覧会多数。

収蔵:
Vendsyssel Art Museum, Hjoerring, Denmark
The States Fund for Endowment of Fine Arts, Denmark
Kunstforeningen of 14. August, Copenhagen, Denmark
Schleswig-Holsteinisches Landesmuseum Gottorf Slot, Germany
Hjørring Art Museum, Denmark
Ravmuseet i Oksbøl - Amber Art Museum, Denmark
Koch's Ring Collection, Switzerland
The Sparta Teapot Museum, North Carolina, USA.
Museum für Kunst und Kulturgechichte, Dortmund, Germany
[PR]
by bijou-m | 2012-08-29 20:02 | 2012Jewellery展

三橋頼子 MITSUHASHI Yoriko

d0190943_22342764.jpg

作品名「 princess 」素材:プラスチックパール、シルク、シルバー

2012年12月に酉福でコンテンポラリージュエリー展を予定していますが、そこでご紹介する作家の一人が三橋頼子さんです。

上の画像のパールのネックレスは、三橋さんの最近作の「princess」。
このプリンセスという名は、ネックレスの長さに由来します。ネックレスの長さには呼び名があって、チョーカー(約35〜40cm)/プリンセス(約40〜45cm)/マチネ(約50〜55cm)/オペラ(約70〜80cm)/ロープ(約107cm以上)となっています。その、プリンセスの長さ(約43cm)だから「princess」。もっともパールのネックレスですから、ロマンチックに「お姫様」という線でも違和感がないですね。
初めて身につけたときは、思わず「ちょうどいい長さ!」と声をあげてしまったくらい、粒の大きさや全体のかたちが一番美しく見える長さで、首周りに落ち着きます。

パールの歴史は古く、約6千年前のペルシャ湾の地域では、人々は右手に穴の開いた真珠を持たされて埋葬されることがあったそうで、かのローマの英雄カエサルが、紀元前55年にブリテン島に侵攻した理由の一つは、真珠を手に入れる為?!という説もある程。日本でも古事記や日本書記にも既に真珠の記載があるようです。

「princess 」は、ジュエリーの素材としては定番のパールを使って視覚的な新鮮さを試みたもの。粒の配列に注目されたい。「パールのネックレス」といえば、粒の質や大きさが均一に揃っていたり、連なる粒の両端は小さく徐々に中心に向かって大きくなっている配列をよくみかけます。しかし、「 princess 」 は、左端から右端へ、大きな粒から小さな粒へと順に並べられています。この一見単純にみえる配列の操作の効果が表れるのは、身に着けた時。 優雅かつ斬新な「princess」に変貌するのです。

ささいな事と思える事、数秒、数ミリが、じつは大切な事で、その差が時に天と地もの違いにも成り得ることを知っている人は多いはず。
そっとささやくようにそんなことも教えてくれる「 princess 」。
魅力的ではありませんか?


三橋頼子 MITSUHASHI Yoriko

2006 ロイヤルカレッジ オブ アート ジュエリーコース 大学院 卒業
2002 エディンバラカレッジ オブ アート ジュエリーコース 卒業

繊細さや優雅さをもち、素材の質がひきだされているジュエリー を追求している。身に着ける人の内面を知る糸口となり、また ジュエリー自体も着ける人により、隠れた一面をみせることを理想とし、現在は東京を拠点に活動。在学中より受賞多数、国 内外の展覧会やアートフェアへ作品を出品。
[PR]
by bijou-m | 2012-07-20 22:34 | 2012Jewellery展

   


by bijou-m

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

カテゴリ

全体
2012Jewellery展
2011Jewellery展
+αのジュエリー展 2010 
アトリエ訪問
展覧会情報
未分類

検索

その他のジャンル

最新の記事

おすすめ展覧会
at 2012-12-19 10:24
明日まで
at 2012-12-15 22:35
墨屋夕貴 SUMIYA Yuki
at 2012-12-12 09:51
明日から
at 2012-12-12 09:46
Maria Rosa Fra..
at 2012-11-09 09:58

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧