アトリエ訪問 石田明里 ISHIDA Meiri

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イヤリング「 pappagallo-鸚鵡-」サイズ 縦5.5 横3.2 奥行1.3cm

12月の酉福でのジュエリー展(2011年12月15日〜18日)の打ち合わせに石田さんの仕事場を訪ねました。
まだ強い陽射しの残る9月の昼下がり、窓からの光が気持ちのよい仕事場で、よく使い込まれた道具が正しく置かれていました。つまり、各々があるべき場所に置かれているといった様子です。
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ものが生まれる現場を見るのは、わくわくするもので、見慣れない道具が作品作りにおいてどのように使われるのか教えてもらうと、なるほど合点がいって、点と線がつながったような爽快感さえあります。
石田さんというと、 抜群の配色センスでフェルトを何層にも重ねた絵画のような作品を思い浮かべる人が多いはずですが、下の画像の右にもあるように、シルバーの作品も制作されています。
どうりで、机の周りに道具が色々ありました。
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写真のネックレスは、上部のブルーの部分と、下部の白を基調にした部分で2つに分けることができます。すなわち、2つのネックレスがくっついて今は一つのネックレスになっているのです。「繋がる」ことがコンセプトにある作品。「どんどん繋げて出来る大きな輪をそれだけで展示してみたい」とも石田さんは話されていました。きっとその展示は、様々な色で構成され、多少の不調和をものともしない強さをもち、隣人と手をとりあう、理想の世界の縮図のようにも見えるでしょう。
しかしながら、こうしたコンセプトに気付かなかったとしても、見る人を造形的に十分に魅きつける作品です。

ネックレスの横にあるのが薄く軽い板状の銀の作品で、女性のポートレイトになっています。シルバーの作品も今後発展させていきたいとのこと。
石田さんの話しを聞いていると、試したい事やりたい事が溢れ出そうです。まるで泉のごとく。そういえば、20世紀初頭デュシャンの「泉」はその後のアーティストを多いに迷わせたに違いないけれど、石田さんの創作の泉は枯れることはないようです。

石田さんはORIZZONTI
のメンバーでもあり、企画した展覧会「CURRENT –流-」
がタイのATTAgallery
へ巡回しています。(2011年8月23日〜9月25日まで開催中)

石田明里 ISHIDA Meiri
1974年東京生まれ。多摩美術大学を卒業後、宝飾企業デザイナーを経て渡伊。
アルキミア コンテンポラリージュエリースクール(フィレンツェ)で学ぶ。
現在は欧米、アジア各地のギャラリーやアートフェアにて作品を発表。
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by bijou-m | 2011-09-14 21:50 | 2011Jewellery展

   


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